アスリートOG・OBインタビュー⑧ 積水化学工業株式会社 浅香茜さん(明治大学女子ラクロス部 卒)

インタビュー

CSParkの姉妹サービスとして2014年より始まった体育会学生の就職サポートサービス"CSPark Career"。 ここでは体育会学生が就職活動と部活動の2つを両立し、共に全力で取り組めるようなイベントやサービスを提供していますが、サポートの一環としてCSParkと連動した"元体育会学生"によるインタビューを連載しています。

 

"体育会の強みって?"

 

"スポーツしかやっていなくて就職活動が不安…"

 

"実際に先輩たちはどういう仕事をしているの?"

 

… など、自分の進路を考える上で悩みは尽きないもの。その疑問や不安を解消し、1人1人の体育会学生が自信を持って就職活動に臨めるように、先輩たちが部活 に励む体育会学生の皆さんへのメッセージを添え てインタビューに協力をしてくれました。第9回は明治大学女子ラクロス部の卒業生であり、現在は積水化学工業株式会社にお勤めの浅香茜さんにお話を伺いました。


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❏高校までは吹奏楽部

—まずは、自己紹介をお願い致します。

私は明治大学出身で、女子ラクロス部に所属しておりました。ラクロスを始めたのは大学からです。入部したきっかけは2つあります。1つ目は“日本一を目指している”という姿勢がかっこ良いなと思ったこと、2つ目は、日本一を目指すというスタンスで部活に挑んでいる先輩方がすごく輝いて見えたからです。


—小中高もスポーツをやっていたのでしょうか。無縁ではなかったとは思うのですが。

実は私はそこまでスポーツをやっていなくて、吹奏楽部に所属していました。中、高と吹奏楽をやっていたのですが、所属していた部活でも日本一を目指していました。ただ、大学に入ってからスポーツはやろうと思っていたんです。“スポーツは若いうちにしかできない“と思っていたので、体が衰える前にやっておこうという考えがありました。


—いざ、入ってみていかがでしたか??

とにかく辛かったです(笑)走るのも辛いし、筋トレも辛かったですね。慣れてはくるものの、周りとの基礎体力のベースが違うので、そこを同じ所まで持っていくことが凄く苦痛でした。走る量や、基礎的な筋トレをトレーナーの人に相談して行ったりして、差を埋めていこうと考え取り組みました。辞めたいと思ったことは実は何度もあります。でも、日本一という世界を見たかったので諦めませんでした。あとは初志貫徹と言いますか、一度やると決めたことを成し遂げないといけないな、ここで辞めたら自分に負けてしまうと思い、部活を続けました。


—辛かったことはありますか?

恥骨を折ってしまったことがあって、そこでどういったトレーニングをできるか、怪我をしている中で色々と考えなければならず、葛藤はありました。「私はこっちをやりたいのに…」と思いながらも、思い通りにいかない事も多々あり辛かったです。ただ、改めてチームを外から見て「どういったところで何ができるか」という役割分担じゃないですけど、どうやってモチベーションを高め合っていくか、どうやってチームに貢献するかという部分を常に考えられたのは、社会人になる上でプラスになったと思います。


❏入社の決め手は「会う人会う人が魅力的だった」

—就活を意識し始めたのはいつ頃でしょうか。

2月くらいからです。具体的に始めたのはOB/OG訪問だったのですが、そこにはかなり力を入れました。大人数が参加するセミナーはやや苦手だったこともあって、体育会限定の合同説明会といった、小規模のイベントを中心に参加しました。実は、初めて参加した説明会で積水化学工業に出会いました。その時に凄く惹かれたことを覚えています。ありきたりかもしれませんが、人事の方がものすごく良い人で、私が「仕事をするならこうしていきたい」と話したら、『また会って色々と話そう』とも言って下さいました。私自身は業界を絞っていなかったのですが、唯一の基準は業界の1位もしくは2位が良いと考えていました。その中で金融や食品メーカー、商社なども受けました。ラクロスで日本一を目指していた事が、この考えに繋がった気がします。中学生の時から部活を行っている時に“やるならば上を目指さなければいけない”とずっと思っていましたし、小さい頃から“やるからには上に行きたい”という考えがずっとありました。


—2月から、内定を手にする4月までの間は大変でしたか?

 思った以上に大変でしたが、今振り返ると楽しかったです。受ける会社は10数社に絞っていました。ESの記入、OB/OG訪問、テストセンターの勉強の3つに注力すると決めて、それらを部活と調整し行いました。OB/OG訪問は行きたい会社へは一通り足を運びました。ラクロス部の先輩に「この会社に興味があるのですが、知り合いの方はいませんか?」と聞いたり、明治大学の就活支援センターにあるOB/OGのデータベースを使ったりもしました。出会った方に新たに紹介を頼む、というような形で、訪問数を増やしていきました。


—貴社への決め手は何だったのでしょうか。

 会う人会う人が魅力的だったということもありますが、最終面接官(現在の支店長)の言葉だったと思います。最終面接の際、支店長から『就活を終わらせて部活をに集中したいやろ?』と質問されて、そこで正直に「はい」と答え際、『なら採用や!』と言って下さいました。この支店長の決断力には、惚れ惚れしましたし、絶対にこの会社に行こうと思いました。その日の朝も練習に行ってから面接を行ったのですが、基本的に部活は休まずに、就活を進めることを心がけていました。面接がある時も、ギリギリまでは練習をして着替えて向かう、ということを部員全員も行っていました。早く就活を終わらせて部活に集中したいという思いは、正直強かったです。


—就活をやってみて、体育会で過ごしていて良かったと思った部分はどういうところでしょうか。

 “メンタルや体力的にもいい意味で強い”という潜入意識を持って接して頂けることは有利だと、私は捉えています。『会社に入っても根性良くやってくれるだろう』と思って頂けているのは、大きいです。実際に、私自身もその自覚はあります。やっぱり体育会でやると、強くなるんだなと(笑)


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❏就活は色んな人に会える良い機会


—社会に出てから、体育会の生活が今に生きていると思った局面はありますか?

 たくさんありますが、一番は「チームで動く」という意識です。例えば、極端な話ですが、部活を行っている際は、仮に嫌いな人がいても、一緒にグラウンドに立ったら仲間でなければいけないです。その選手にどうパスを回して、どうゴールするか、つまりチームでどう動くかを考えなければいけないですよね。仕事も同様で、例えば自分が所属する会社のグループに中々うまく意思疎通が出来ない人がいたとしても、“どういう風にやれば上手く仕事が回るか”“チームでこの売上に対してどうアプローチをするか”というのは常に考えなければいけないので、そういったところはすごく活きているは感じます。常に、どんな人でも“仲間”と受け入れられる強さと、チームで活動しているという意識は、部活動時代と変わらず今も意識しています。


—今のお仕事について教えて下さい。

入社後は、製造現場、営業、研究開発、施工といった、現場での研修を経て配属となりました。配属後は営業職として、パイプの営業をメインに行っています。営業先は施工現場もそうですが、川上のほうで言うと官公庁や設計事務所へも営業活動を行っています。


—仕事をしていて、大変なことはありますか?

正直、あまり見つからないです。もちろん、毎日大変ですが苦痛には感じません。ただ、お客様のご要望に応えきらなければいけないため、そういった点で苦労する部分はあります。例えば、突然電話がかかってきて『○○はどうなっているんだ!』とお叱り頂いたり、『資料が早く欲しい』と急遽ご要望いただくこともありました。しかし、自分が売り込んだ製品が実際に売れたときに得られるものは大きいですし、それが1番のやりがいです。私は配属してから2ヶ月後には、1人で営業をしているのですが、初めて受注が取れたときは、「”売る”ってこういうことか!」と実感することができ、もっと売りたいという気持ちが強くなりました。


—最後に、後輩の学生アスリートへ向けてのメッセージをお願いします。また、女性の意見も貴重なので、女子体育会学生へ向けてのアドバイス等もあれば、お願いします。

就活は色んな人に会える良い機会なので、自分の視野を広げるという意味でも、色んな人に会って色々な会社を見てほしいなとは思います。また、目の前にあることに対して一生懸命取り組んで、後で後悔しないようにしてほしいです。女性の後輩に向けてですが、私自身、男女の境目というのは無いと感じています。企業の採用の方も、“男性/女性”というよりも“その人自身”を見ていると私は思います。女性であるということは気にせず、臆せず前のめりに就活に取り組んでほしいなと思います。そして、私と一緒に積水化学で働けることを楽しみにしています。

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浅香茜(あさか あかね)

明治大学女子ラクロス部 卒

積水化学工業株式会社

環境・ライフラインカンパニー

東日本支店 建築営業部 東京設備システム営業所

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