【25卒・上武大学サッカー部】〜「動く」を起点に未来を築く〜
イメージ0で始めた就活
人材会社に内定した菅野さん。
就活を始め出した頃は、正直本当に何も決まっていなかった。
やりたいことは明確になく、
職種も企業規模さえも特にこだわりや理想もない。
そんなぼんやりとした就活のスタートだった。
強引にでも「決め切る」
幼い頃からずっとサッカーを続け、
プロサッカー選手になることも夢見ていた菅野さん。
大学に入り、自分よりもレベルの高い人たちとプレーする中で
「サッカーは辞めよう」
そう決めたのは大学2回生の時だったそうだ。
人生の岐路に置いて、
「はっきり決める」「けじめをつける」
そんな選択をしてきた菅野さんだからこその
菅野さんらしい就活。
イメージ0で始めた就活は、就活エージェントとの面談で、
「自分は今後どうしていきたいか」
という根本から考えた。
そこを明確にできたことにより、
どんどん見えたり生まれたりする思いがあった。
動いたからこそ見えてきた自分の希望
「若いうちから活躍・挑戦がしたい」
就活エージェントと出会い、面談をする中で
まず生まれてきた思いがこれだった。
本当にこれという、やりたいことはなかった。
だけど、これから生きていく中で、働いていく中で、
やりたいことを見つけられた時に
そこへ挑戦できる自分でいたい。
そのためには、初めのうちから良い経験を積み
自分のレベルを上げておく必要があると考えるようになった。
「若いうちから活躍できる環境・挑戦できる環境」
その軸ができ、
何社も企業説明を聞く中で、自分の理想の働き方をできそうな企業へと関心が高まっていった。
「事務職」から「営業職」に
選んだ職種が、自分では予想外の選択になったのも
各社の説明を聞くために行動を移したからこそだ。
最初は職種も含めいろいろな企業を受けていた。
自分の強みを活かせるのはどこだろうと模索した。
初対面の人と話したりするのが得意な方ではなかった自分は
きっと事務職のような職に就くのかな、
という想像はしていたが
「若いうちから活躍できる環境・挑戦できる環境」が軸となった時、
自分の頑張り次第でレベルアップできるのは営業職だと考えたのだ。
市場価値を高めるための「挑戦」
企業説明を受けていくと、「事務職」と「営業職」の仕事内容が具体的に分かっていった。
職種の特色や自分の適正を比較し考えた。
緻密な難しさもある事務職。
コミュニケーション力を求められる営業職。
決めきれないまま物事を進めることをあまり好まなかった菅野さん。
いつまでも模索する状態では進まないと思い
「区切り」をつけようと決めた。
内向的な部分もある自分だったが、市場価値を高めたい。
軸ができても決め切らないと進めない。
軸を元に、営業職という一歩挑戦した選択をした。
決断したら突き進む
決断力のある菅野さんだが、
自信満々という訳ではなく、不安になることも度々あったそうだ。
面接では手応えがなかったと感じることもあり
企業の選考が進むにつれてどんどん不安が大きくなることもあった。
次は落ちるのか...
ある企業の選考では自分の私物を勧めるという模擬営業があった。
選んだのは「サッカースパイク」
正解が分からない中、これだと思い決めた。
「万人受けしない」
「相手がサッカー知らない人ならどうする?」
と、後日の面接でも辛烈な指摘を面接官からされたこともあった。
次は落ちるのかと不安で仕方なかった。
それでも結果は合格。
模擬営業でのアイテムのチョイスミスはあったかもしれないが、
これだと決めて進み、「サッカースパイク」でインパクトを与え
辛烈な指摘には素直に「考えきれていなかった」と返答。
自分で決めたアイテムで勝負にかかったからこその勝ち得た「合格」だったのかも知れない。
~模擬営業に利用したスパイク~
サッカーは常に自分で選択し決断して動くスポーツだ。
幼いころからずっとサッカーで培ってきた「決断力」
菅野さんの決断し突き進む強さが、
就活でのあらゆる点で、自身の力となっていた。
就活エージェントと二人三脚
担当の就活エージェントとは何でも話せた。
就活のことも部活のこともたくさん相談にのってくれた。
信頼して相談できた。
自分の場合は、一人では何もできなかった就活だったが、
一歩動いてみたら、全力でサポートしてくれる就活エージェントに出会えたことに感謝しかない。
何も考えつかなかった自分に選択肢をたくさんくれ、
選べる状態まで導いてくれた。
自覚できていない自分の強みに気づかせてくれ
それを言語化できるようアドバイスをくれた。
不安になるたびに前向きな言葉をかけてもらい、
何度も心が救われた。
まさに二人三脚で歩んだ就活だった。
後輩へのメッセージ
決まってなくても、不安でも動こう
自分みたいに、特に決まっていないまま就活の時期を迎える学生は割と多いと思う。
でも、
決まっていなくても、何も知らなくても
不安にならずに動いてみたらいい。
動いたからこそ見える未来があり、
そこへ近づくためにサポートしてくれる人と出会える。
1人でがんばらず、助けをもらいながら進んだらいい。
自分は今、内定が決まったが働きだす日を考えると不安にもなる。
だから、インターンに参加して少しでも力をつけて入社の日を迎えたい。
こうやって「動く」ことが、不安さえも自信に変え、
次のステップへ自分を進める大きな鍵なのだから。