震災や電力自由化をキッカケに近年大きく変わりゆく『電力』業界。その"リアル"に迫る。業界研究ラボ vol.12

現代を生きる人々の生活や、産業の発展に欠かせないエネルギー源である『電気』
その電気を生み出し、人々に供給しているのが電力会社です。

近年では2011年東日本大震災での福島原発事故や、2016年から始まった電力の自由化により業界動向は大きく変化しています。

今回はそんな変化著しい電力業界について一緒に業界研究していきましょう!


この記事で書かれていること

電力業界の基礎知識

電力業界の業務内容

電力業界で働くやりがい

業界の動向

電力業界主な会社

まとめ


電力業界の基礎知識


まず初めに電力業界の会社は、他の業界とは異なりほぼ各地域の電力会社が独占的な経営を行っているという、特殊な業界です。

東京電力HD、関西電力、そして、中部電力、東北電力、九州電力。
他には北海道電力、北陸電力、四国電力、中国電力、沖縄電力など各地域ごとに電力会社があります。


電力業界の業務内容


電力会社の仕事内容としては、発電・送電・変電・配電といった事業を通じてあらゆる消費者に対して電気を届けることが主になっています。

また、原子力、火力、水力、風力など各発電所の設備監視や保守などにも携わり、その安全・安定した運営をなど多岐にわたる事業も展開しています。
その中でも幾つかの業務内容を見ていきましょう。


営業事務系


一般家庭や事業所に対し、最適な料金メニューや機器・システムを提案し、電気の効率的な利用を推進する仕事内容です。
また各電力会社の営業所で、検針・集金業務など通常業務の対応なども行います。

その他の部署では人事、広報、経理など他業界と同じものが存在します。


技術系職


単に技術系職といっても、その業務内容は様々です。

各発電所(火力、水力、原子力など)の設計や運転・保守業務などを行う人。

配電設備建設全般、配電設備の定期点検・維持・管理、電気に関する問い合わせ、お客さま宅の停電・漏電時などの対応業務、災害時の早期復旧などを行う人。

省エネ・省コスト・環境負荷低減につながる最適なエネルギーシステムを提案する人など、
様々な業務内容が存在します。


その他(海外事業など)


営業事務、技術系職の他にも、海外進出のための海外事業部署もあります。

この部門では主に発展途上国へ日本の高い電力技術を広めるコンサルティングなどを担っています。今後も需要は増えてくると予測されるので、電力会社の海外進出は増えてくるでしょう。


電力業界で働くやりがい


この業界ではたらくやりがいとしては、どのようなものがあるのでしょうか?


生活に不可欠な『電力』を提供できる


記事の冒頭でも言及した通り、『電力』は人々の生活に欠かせないエネルギー源です。
自然災害後の生活などに代表されるように、もし電力が無ければあらゆる経済活動はストップしてしまい、ものすごく不便かつ困難な生活を強いられることになるでしょう。

そのため、この電力に関わるお仕事は人にも社会にも貢献生の高い仕事と言えるでしょう。
なので、人にも社会にも貢献できるお仕事がしたいという人は向いているのではないでしょうか?


『電力』で社会を動かす


電力を供給するお仕事は、人々の生活だけでなく日本の産業を根本から支えるお仕事です。
オフィス、工場、銀行、病院.....。

ありとあらゆるものは電気で動かされているので、その電気を取り扱うお仕事は

社会を動かしていると言えるでしょう。


電力業界のこれからの動向


東日本大震災と原子力発電のあり方


まだ記憶にも新しい2011年3月の東日本大震災。

この震災で損害を受けた福島原発をきっかけに、「原子力発電」のあり方についてクローズアップされるようになりました。

原子力発電所の運転・保守を行っているのは電力会社です。
この原発を将来的にどうしていくのかや、水力・風力などクリーンエネルギーへの転換などは、福島原発を保有している東京電力だけの問題ではなく、他にも原発を保有している電力会社の問題でもあります。


近年では自然エネルギーや地球温暖化対策に公共投資することで、新たな雇用や経済成長を生み出そうとするグリーン・ニューディール政策の普及を進める国が増えるなど、リスクの高い原子力発電からクリーンな自然エネルギーへの転換が注目を浴びています。


何がともあれ、原子力発電を今後どういう方向に向かわせるのかというのは、電力会社の大きな課題となってくるでしょう。


電力の自由化


2016年から電力の自由化が始まり、これまでは地域で決められていた電力会社としか契約できなかった電気ですが、新たに参入する電力会社からも電気を契約できるようになりました。


ただ電力自由化が行われたとはいえ、まだまだ各地域の電力会社の基盤は強く、競争が激化するのは少し先の話になってくるでしょう。


電力業界の主な会社



東京電力ホールディングス株式会社


電力業界の絶対的王者といわれる東京電力HDは、国内の販売電力量の約3分の1を担う業界最大手企業です。

東京電力は実質国営化と言われるように、事業内容が国の仕事に近いことが特徴の1つです。そのため安全性を重視することが多く、企業のカルチャーとしては挑戦というよりは安定志向が強いです。
なので責任ある仕事を、堅実にこなしていく人が向いているのではないでしょうか?


関西電力株式会社


関西電力株式会社は関西を代表する企業であり、関西出身の人には馴染みの深い企業です。販売電力量は東京電力に継ぎ業界2番手となっており、所有している設備も国内最大規模です。

近年では海外事業に力を入れており、半世紀以上にもわたる電気事業の経験や技術力を活かして、発展途上国に対し大規模な発電事業やコンサルティング事業も行なっています。

なので、海外で働きたい、途上国の発展に貢献したいという人も向いているのではないでしょうか?


まとめ


いかがだったでしょうか?

現代を生きる人々の生活や、産業の発展に欠かせないエネルギー源である『電気』を供給する電力業界。

全体的に電力業界で働く人にとってのやりがいは、やはり『人にも社会にも貢献生の高い仕事をしている』という人が多いです。

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