成長のカギを握るのは“電子書籍“。 近年著しく変革する出版業界とは?業界研究ラボ vol.13

近年、紙媒体から電子媒体へとシフトするなど、変化著しい出版業界。

紙媒体書籍売上の低迷もあってか、出版のみならずアニメや映画など他コンテンツへの進出する企業も多く見られます。

昨今大きく変化するこの出版業界の動向や、業務内容はどのようになっているのでしょうか?

一緒に見ていきましょう!


この記事で書かれていること

出版業界の基礎知識

出版業界の業務内容

出版業界ではたらくやりがい

出版業界の動向

主な出版業界の企業

まとめ



出版業界の基礎知識


まず、出版業界の基礎知識、その仕組の部分について紹介します。
書籍の出版の仕組みの部分で基礎となるのが、「委託販売制度」「再販売価格維持制度」です。

委託販売制度は、わかりやすく言えば「書店が出版社の代わりに本や雑誌を販売すること」です。出版社はあくまで本をつくるだけなので、販売の部分に関しては小売業者(書店)に委託する形になっています。

もう一つの再販売価格維持制度は、簡単に言えば「出版社が書店に対して販売価格を指定できる」ことを指します。なので販売する側の書店は値上げや値下げをすることが出来ません。


出版業界のビジネスモデルはこの2つの制度が基礎となってきます。


出版業界の業務内容


出版業界の主な業務内容としては主に下記の3点になります。


制作(制作、校閲)


制作では雑誌などの企画、制作、外注依頼、打ち合わせ、デザイン編集などを手掛けます。校閲では原稿をチェックし、原稿内容の誤りを正したり、内容の不足点を補ったりする作業を行います。


編集(編集)


編集業務では作家との企画、執筆依頼、スケジュール管理、打ち合わせ、原稿チェック及び編集、各部署との調整などを行います。


営業・販売促進(営業、広告営業、販売促進)


出版会社の営業では出版取次会社や書店に対して、自社の書籍や雑誌の営業、提案などを行います。また、広告営業は雑誌などに掲載される広告の広告主に対して営業、提案などを行うのが基礎業務です。


その他、経営企画や人事、総務など業界共通の部署が存在します。


出版業界ではたらくやりがい


出版業界で働く中で、やりがいを感じる瞬間としては以下が挙げられます。


自らが制作、編集に携わった本が完成した時


本の出版責任者として企画から制作・印刷までのすべての工程にかかわり、出版のための様々な業務こなしてきた人にとっては本の完成の瞬間というのは待ちに待った瞬間です。


製本された本を手にとった時というのは、大きな感動と喜びを感じるでしょう。


本や雑誌を通して誰かの役に立つ


教育関係、ファッション関係、料理関係など、さまざまな分野に特化した書籍や雑誌が存在しています。

こういった書籍や雑誌は、特定の知識を得たい!となったときの情報収集としては有効です。


そういった点で、出版に関わる業務は誰かの役に立つお仕事と言えるのではないでしょうか?


普通は会えない人に会える


本の出版となると、作家をはじめ、タレントや大企業の経営者などといった、普通では会うことのできない人に会える機会が多いことも魅力のひとつです。

刺激を受けることで人生の糧になるのはもちろん、さまざまな人脈のパイプができるチャンスでもあります。


出版業界の動向



雑誌売上の減少


出版業界全体にも言えることですが、本や雑誌の書籍売上は減少傾向にあります。
特に雑誌に関しては、16年連続で減少しているなど売上落ち込みが激しいです。
今後の対策としては、いかに電子書籍へ上手くシフトできるかが雑誌売上の鍵になってくるでしょう。


電子版コミックスの売り上げ強化


コミックスは幅広い世代から需要があり、デジタルコンテンツを利用する機会が多い世代からの需要を狙っていくことになるでしょう。今では小さな子供でもスマホやタブレットを使うようになっていますので、若年層に向けたコンテンツが充実してきそうです。


その中でも電子コミックスは成熟しきっていない、大きな可能性を秘めてる分野であると言えます。


主な出版業界の企業


ベネッセホールディングス


出版業界の中では、教育系の書籍を出版するベネッセホールディングスが圧倒的に売上が大きいです。
子供向けの教材の販売をしていることで有名な企業で、進学に向けての本格的な準備を行おうとする家庭が非常に多くなり、学習教材が多く売れたことが原因の一つに挙げられます。


「日本や世界の人々のBenesse=よく生きるを支援するために、楽しく明るく元気よく取り組み、創意工夫して道を切り拓く勇気と知恵を持つ人、本気で挑戦したいと願う仲間と出会いたい」


と採用公式HPに書かれているように、教育×書籍の文野で固い志を持った人が向いているのではないでしょうか。


株式会社KADOKAWA


「角川書店」で有名な株式会社KADOKAWAはコミックスの分野で大きな売上を記録しています。
出版社として「僕らのヒーローアカデミア」や「ハイキュー」などジャンプコミックスを中心に取り扱っており、書籍の中でもマンガが好き!という人が多く志望しています。


まとめ


いかがだったでしょうか?

出版業界ビジネスモデルや業務内容が少し特殊なため、業界でどのような業務をしたいのか?合っているのか?を明確にするには、密な業界研究と、自己分析が求められます。

「憧れのアノ業界に入ったけど、なんか違う、、、。」

と、入社前と入社後のギャップを感じることのないように、業界研究と自己分析はしっかりと行いましょう。


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