【体育会学生に読んでほしい】業界分析‐エネルギー業界‐

はじめに

食事や家などと同じくらい人々の生活にとって欠かせないものとはいったい何でしょうか生まれてからこれまでに使用したことはないという人はいないといえるほどのものです。


それは、電力やガスなどといった「エネルギー」です。

スマートフォンを充電するにも、電車に乗るにも電力は必要でしょう。ガスがなければ食事をとるのも苦労するはず。普段は何気なく使用しているかと思いますが、「エネルギー」というのは、日常の生活の中にあふれています


この記事では、生活になくてはならないもの「エネルギー」を取り扱う業界について紹介したいと思います。


業界について

「エネルギー」と聞くと様々なものを思い浮かべるかもしれませんが、今回は「電力」と「ガス」、「石油関連」の3つのエネルギーに限定して紹介したいと思います


電力業界(東京電力HD、関西電力、中部電力 etc)

日々の暮らしを支える「電力」は発電所で生産され、電線を通して各家庭や使用するところに届けられています。「発電所」は各地方に点在していますが、「電力業界」はその発電所を所有・管理している企業が独占している状況にあります。「東京電力HD」が圧倒的な売上高を誇り、それに「関西電力」が続いている形です。売上高はその地域の人口の多さによって左右されるといっても過言ではないかもしれません。


2011年に発生した東日本大震災によって、「原子力発電」に対する考え方が大きく変わりました。震災以前までは電力の供給は「原子力発電」がその大部分を担っていましたが、震災以降、「原子力発電」の在り方についての是非が日本中で議論され、結果として全てを停止させる動きになってきています。そのため、「火力発電」が今の電力供給を支えています


ガス業界(東京ガス、大阪ガス、東邦ガス etc)

料理やお風呂を沸かすときなど、「火」を使用したい時に使うのが「ガス」ですよね。こちらも生活に不可欠となりますが、大手と呼ばれる3社の売上高が市場の8割近くを占めています。「ガス」自体は国内で生産されているものもありますが、そのほとんどは海外から輸入されているものです。


電力供給の柱である「火力発電」は「ガス」を燃料として発電をしています。そのため、2011年以降は「ガス」の供給量が増加し、売り上げは好調となっています。しかし、その年の気候が温かいと「ガス」への需要も減り、その分「供給」もできなくなるので、かなり気候(特に暖冬)に影響を受けやすい業界とも言えます。


石油業界(JXTGホールディングス、出光興産、コスモエネルギーHD etc)

ここ150年ほどで日本を含む現代がこれほど大幅な発展を遂げたのは「石油」があったからかもしれません。石炭とともに「石油」は様々な産業を支えています。世界でも石油が産出する国は決まっていて、その国から石油を買い取り、国内へ販売するというのが「石油企業」の役割です。


これまでの現代を支えてきた「石油」ですが、環境に影響を与えること、いずれは枯渇してしまうことがわかっているので、その意味では徐々に縮小傾向にあります。そこで石油企業は「石油」に頼らない新たな事業の開発を進めていますここ10年では業界内での合併・統合などの再編が非常に活発でした


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今後の動向

今後の動向に関しては必ず押さえなければいけないことがあります。それは「エネルギー業界」はまさに「転換期」を迎えているということです。これについて、3つの観点から説明したいと思います。

「自由化」

「電力自由化」「ガス自由化」という言葉を聞いたことはないでしょうか?「電力自由化」は2016年に、「ガス自由化」は2017年に始まりました。これが「電力業界」と「ガス業界」を取り巻いて、とても大きな「転換」を迎えました


「自由化」とは、消費者が“自由に”企業と契約できるということです。それまでは、「電力」や「ガス」はその土地土地で決まった企業しか選択できませんでした。そして、「電力」は「電力会社」と、「ガス」は「ガス会社」としか契約できませんでした。しかし、この「自由化」が始まったことにより、理論的には消費者は“自由”に企業を選び契約できるようになったのです。消費者にとってはメリットがあるかもしれませんが、企業側にとってはメリットもデメリットも両方備えています。


簡単に言うと、「電力会社」が「ガス」を販売でき、「ガス会社」が「電気」を販売できるようになったということです。そして、現在起こっているのは。「電気」と「ガス」をセットにして販売するという流れです。セットにして販売することでトータルの値段を下げることができます。既存の契約している企業よりも安く使えるのであれば、消費者はそちらを選びますよね?シェアを拡大しようと各社懸命に策を練っています


「再生可能エネルギー」

「ガス」や「石油」「石炭」は使用するたびにその量が減っていきます。そして、その量には限りがあると推察されています。つまり、このまま使用していくと将来(と言っても何十年も先ですが…)には枯渇してしまう可能性があるのです。また、特に「石油」を燃やした際に発生する「二酸化炭素」などは、地球環境を破壊することがわかっています。そのため、将来の世代のために環境を保護しようという活動が年々活発になってきました。


これらの理由から、「環境に影響を及ぼさず、枯渇もしないエネルギー=再生可能エネルギー」を開発することが世界中での課題となっています。その中で注目されているのが「水力」「風力」「太陽光」「バイオ燃料」などが注目を集め、各社ともにこの分野の事業を拡大しようという動きが進められています


「IT化」

近年のIT技術の発達に伴い、「エネルギー業界」でも積極的に取り入れようする企業が増えています。AIなどに任せられる業務は全てAIに切り替え、コスト削減や仕事の効率化を図っているのです。


この「デジタル化」については、「エネルギー業界」に限ってのことではないので、「エネルギー業界」にもIT化の波が来ているということを理解しておきましょう。


最後に

「転換期」にあるということは、大げさに言うと“時代が変わる”ということです。それまで当たり前であったということが、当たり前ではなくなるかもしれない。そう考えるとかなり安定はしていないといえるかもしれません。激動の人生を歩みたい、激しい流れの中で成長したいというような人にとっては大変魅力的な業界であるといえます。


ただ一度立ち止まって考えてほしいのは、就活において一番大切なことは、自分に合った理想の働き方をするということです。


そのためにも、「自分の理想の働くスタイル」や「社風」などを見つけるために、自己分析や自己分析や企業研究は入念に行いましょう


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2月25日