海外で働くメリットって?日本企業と海外企業で違う4つのコト

近年、LCC(格安航空会社)や海外情報サイトなどの普及によって、格安で航空券を入手したり、インターネット上で海外の情報が手軽に知れるようになったりと、海外へ行くことのハードルが大きく下がりました。
そのような時代の変化の中で、観光や出張による短期滞在だけでなく、日本を出て”海外で働き暮らしている人”は多いです。
では、海外で働くことは日本で働くことと比較し、どのような違いがあるのでしょうか?
海外で働くには?
まず、“海外で働く”にはどのような方法・手段があるのか。
その方法・手段は様々で、
・現地の日系企業もしくはローカル企業に就職する
・日本企業で海外駐在・部署がある部署に入る
・ワーキングホリデー
・場所にとらわれない仕事(フリーランスなど)
など、様々な方法があります。
近年、インターネットの普及などによりグローバル化が進み、それに伴い留学やワーキングホリデーをする人が増えて海外で働く人が増えてきました。
海外で働くということは決して難しいことではありませんが、現地の企業や人とビジネス取引をする企業・職種だと、ある程度の語学力がないと働くことは難しいかもしれません。
実力主義の風潮が強い
働き方改革がうたわれ、働き方が変わりつつある近年の日本の労働社会ですが、大手企業を中心に以前”年功序列”の企業風土が強い傾向にあります。
反対に、海外企業は、実力さえあれば高い役職につくことのできる”実力主義”の風土。
そのような年功序列ではなく、競争力のある実力主義の風土の方があっているのならば、海外で働くことを選択肢の一つに入れてみてもいいかもしれません。
個人が尊重される
日本の企業は個人よりも、団体の意思決定を優先する場面が多いです。
集団で同じ考え方・判断を強要されること嫌な人は、海外で働くことのほうが合っているかもしれません。
海外では自分がどうしてもやりたくない仕事は、やらないでいいという風潮があり、
反対に自分がどうしてもやりたい仕事なら、任せてもらえるという風潮があります。
それも”個人の意志を尊重する”という海外の風潮です。
この風潮に合う人は海外で働くと良いかもしれません。
残業が少ない
残業時間が少ないのも大きな違いです。
日本では残業をしていると「頑張っている人」という印象ですが、海外では残業をしていると「時間以内に仕事を終わらせることができない人」という認識になります。
つまり、海外では仕事の量=質ではなく、別物として考えられているので、残業時間は日本で働く場合と比べ比較的短いです。
その仕事観の相違が日本と海外の働き方の大きな違いといえるでしょう。
海外営業の経験を持つことができる
日本ではほとんど行うことはありませんが、海外に向けての営業という経験を得ることができます。
例えば、人口が1億人以上いる日本では自国のマーケット市場でビジネスが完結してしまいます。
というのも1億人以上人口がいると、人口の1%に自分のサービスが売れたとしても100万人に売ることができるからです。
つまり、国内のマーケット市場だけでビジネスが成り立ってしまうので海外にマーケットを移す必要がありません。
しかし、人口の少ない小国などは、自国以外の国に向けて商品やサービスを売るビジネスが主流の企業が多いので、そういった対外国向けの企業でビジネス経験を持つことは今後のキャリアにおいて大きな経験になるでしょう。
まとめ
残業に悩まされていたり、個性を押しつぶされそうになっている人。
実力があるのに若いから、経験がないからと上の役職に上がれない人などは海外で働くことが”人生の大きな転機”になるかもしれません。
是非、次のキャリアの選択肢の1つとして”海外で働くこと”を視野に入れてみてはいかがでしょうか?
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