「To doよりTo be」本当にやりたいことは何かを探し求める就活の中で見出した"答え"とは?-体育会学生就活体験談vol.21

立教大学ボート部に所属するZ君も今年、就活を終えた学生の一人だ。

しかし、内定獲得までの道のりは決して平坦なものではなかったという。



「この就活を振り返ってみて辛かったことはまず、『他人からの評価や目線』ですね。親が喜んでくれるかどうかとか、周り同期が次々と内定をもらったり、進路が決まっていく中で自分だけが就活を続けなければいけない状況が辛かったです。

中でも一番つらかったことは、自分が会社で働く中で『何をしたいか』の部分に悩んだことです。
不動産業界の会社の選考で2000万稼いだら何に使いたいか?と聞かれたときに全くうまく答えられなかったんです。
「いい車に乗りたい」とか「いい場所に住みたい」とか、それすら答えられなかった自分の考えの浅はかさを痛感しました。」







就活で様々な企業、業界を見ていくうちに、ベンチャー企業を中心とした社会人の人が「やりたいこと」を軸とした企業・業界選びを離す人が多かった。
そこに引っ張られ、自分にとってのやりたいことを見つけることが出来ずに、苦労した就活だったそうだ。

その中で、幾度か就活の「軸」は変わったという。








「ベンチャー企業を沢山みてきて、会った社員の方達は『やりたいこと』を話す人が多かった。
その部分に引っ張られて、”そうあるべき”なのかという考えになりました。
でも、いざ考えてみても、自分の中でやりたいことが浮かばなかったんです。
そんな感じでやりたいことが見つからず悩んでいる中で、転職の思考法という本に、やりたいことが1%、どんな自分になりたいが99%『To doよりTo be』で就活をしたほうがいい。という言葉があり、その考え方が自分にとってすごく腑に落ちました。

また、選考課題にあった”自分史プレゼン”の影響も大きかったです。
自分をどうやって説明するかと考えたときに、モチベーション曲線を作りました。
小中高大でもっとも嬉しかったこと、楽しかったことなどを書き出した時にあまりそういったポジティブなことがなく、悔しかったりしたことが多かった。
でも、自分自身がそういう満足できなかったり、自分の出した結果に対して満足できない人間なんだと分かりました。

上を目指す中で頑張ったり、悔しさを感じる自分のほうが充実していると気づき、これが僕のなりたい姿、"To be"なんだなと。
それ以来は自分のやりたいことよりも、自分がなりたい姿をイメージした会社選びをしました。」

  








自分のなりたい姿を会社・業界選びの軸にした結果、なぜ今の会社を選んだのか。
Z君はこう答える。









「今の会社のどこが良かったか?と聞かれたら”カッコ良かった”からです。
会社の方針として一流企業に限定して取引をしているところに、すごくビジネスマンとしてのカッコよさや魅力を感じました。

会社の人が話してくれたのは、森ビルをつくる時に都市形成という観点から世界各国の都市のビル見てを回ったり、Gショックが高価格の時計を作る。となった時に本場スイスに行き、時計展示会のレポをとって企業に提示したりと、『とれるものはとりにいくという姿勢』を大事にしていること。
その部分が自身のなりたい姿である『上を目指す中で頑張ったり、悔しさを感じる自分』とリンクしたんです。」




自分がやりたいことと、なりたい姿の間(はざま)で悩み、就活に苦労したというZ君だが、
これから就活を始める学生へのアドバイスとしてZ君はこう話す。







「どういう会社があるのかとか、会社単位でみるよりかはもう少し広く、業界単位でみたほうが良いと思います。
商社の選考で言われたのは、「どういうサービスを誰に対して提供しているのかを見たほうがいいということ。」会社を知っていく上で、何を提供しているのか知ることは大事で、そのビジネスモデルをしることは大事だと思いました。

あとは、どういう事業段階なのか。ベンチャー企業なのか大手なのかを見る時に、ある程度組織として大きい会社はある程度ルールがあり、そのルールに従うことのできる人が大事という中で、それを聞いた時にベンチャー企業のほうが良いと思いました。
良くも悪くも人が少ないから、仕事ができる人に仕事が回ってきてそこで成長ができる。安定だったりスタートダッシュをゆっくりしたいと思うなら、大手のほうが合っていると思います。結局は、あまり世の中のことを知らなくて、なにがやりたいのか分からなかったので、その部分をすり合わせることが出来なかったから選考がうまくいかなかったと思います。

だからこそ、いわゆる誰もが知っている大手企業に絞るなど、世間体を重視した就活をしてしまいました。
自分がその部分ですごく苦労したので、どこかしら評価してくれる会社はある。自分がダメだとかは思わないでほしいです。

就活は自己評価が高い人(自信がある人)が勝つと思うし、同じ結果でも捉え方で自信の付き方が違う。
自信をつけるという点で、自分の人生で失敗だったことは、勉強もスポーツも目標もなく、やみくもに頑張ってしまったことですね。
1つのゴールがなければ終わりがなく、だから自己評価も難しい。自信もついていかないと思います。

これは就活でも同じで、例えばESが通って二次面接で落ちてしまっても、『ESが通った』『二次面接まで進めた』など、捉えかた次第で自信はつくし、自己評価できる。」






最後にZ君はこう付け足した。




「内定先の会社で言われてすごく嬉しかったのは『成功してないほうが良い』という言葉です。
捉え方の問題で、今まで色々とがんばってきたけど、自分の捉え方の問題で過去を評価できてない自分がいるにもかかわらず、上を目指そうという意欲があるのが良いと言われました。
今まで成功経験がない自分が許せなかったけれど、その言葉に救われました。

その自己評価の部分を、これから就活を始める学生に伝えたいです。」


まとめ


Z君の就活体験談はいかがだったでしょうか。

「自分が本当にやりたいことは何なのか?」

社会人として働くうえで、やりたいことを見つけることができず、苦労した就活だったと答えたZ君。
Z君に限らず、社会人経験のない学生が、やりたいことを模索しながら会社・業界選びをするのは難しいのかもしれません。

そんなときは、Z君のように自分の「なりたい姿」をイメージし、会社・業界選びをするのはいかがでしょうか?


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