明治大学ヨット部坂本優斗くん~体育会就活体験談~
プロフィール
大学:明治大学
部活動:ヨット部
名前:坂本 優斗
内定先企業:コンサル
大学時代は理工学部で勉強に励む一方で、体育会ヨット部では主将を務めまさに文武両道の道を進み、持ち前のPDCAサイクルを武器に2か月というスピード感で納得内定をつかみ取った坂本君の就活に迫りました。
2か月間で掴んだ3社の納得内定
就活は3年生の1月半ばころから開始しました。それまでは部活に熱中していて就活のことを考えている時間がなかったです。始めた当初は正直焦りがありましたね(笑)
ベンチャーとコンサル業界を中心に15社程度応募して、最終的には3月の後半までに今の内定先を含めて3社に内定をいただいて就活を終えました。
納得内定の勝因は?
とにかくまず選考を受けて場数を踏んだことです。就活のスタートは自己分析やSPIから始める人も多いと思うのですが、僕の場合はまず選考を受けて、自分に足りないものを足していくスタイルを確立していきました。
例えば初めての面接で「できる人は自己紹介から違う!」と痛感し、2回目の面接ではとにかく自己紹介を徹底しました。このように自分の改善点を見つけ、CSParkCareerを使いながら素早いPDCAサイクルを回していく中で面接を突破していけるようになりました。
面接力の土台はこれまでの部活動
特に面接は得意でしたし自信もあったのですが、その要因は部活動経験にあると思います。高校・大学での主将経験によって「発信力」が身に付きました。周りを動かす上で分かりやすさと納得感は重要だと思っていましたし、自分の決めたことをしっかりと伝える力が身についたと思っています。この発信力や伝える力が就活においても充分に発揮できたと思います。
安定とは自分自身の実力である
就活を始めた当初はなんとなく大手を受けるんだろうなと思っていました。ベンチャーと大手を比べた時に大手の収入は魅力的であったからです。しかし就活を進めていく中で「年収はその人の能力に収束する」という考え方を聞いて非常に共感しました。
誰もが一度は転職すると言われているこの時代であれば企業ではなく個人の能力がより重要視されると考え、自分の力で働いていきたいと強く思うようになりました。
この信念のもとベンチャー企業とコンサル業界を中心に受けていましたが、就活軸は大きく分けて2つありました。
(1)企業が成長しているかどうか
この軸に関してのこだわりが一番強かったです。自分はとにかく「大きい仕事」がしたいと思っていてそのためには企業自体の成長も重要であると思っていました。
「大きい仕事」という点では若いうちからリーダー経験を積めるベンチャーの成長環境も魅力的でした。会社が大きくなった時に自分も高いポジションに就いていたいと思います。
(2)プロジェクト型のビジネスができるかどうか
同じことをずっとやるのではなくクライアントごとのプロジェクトを進めていく方がメリハリをもって仕事ができると思い、ベンチャーであってもコンサルのようにクライアントに対してアプローチができるような企業を中心に見ていました。
逆質問も自分のアピールに
僕の場合は逆質問も面接と同じように自分のアピールの場として使っていました。いわゆるネットに載っているような内容の逆質問はせず、他の学生との差別化を図ったことも勝因になっていたのかもしれないと思います。
逆質問は自分から話題を発信することのできる貴重な時間なので、このチャンスを有効に使いアピールに繋げることも大切だと思います。
徹底的にこだわった「差別化」
具体的には面接が進むにつれて部長クラスの人と話すことになると思うのですが、そこでの逆質問では主将としてチームマネジメントの悩みを相談していました。これによって他の学生との差別化に加えて、「学生時代から真剣にチームマネジメント経験を積んでいるな!」という印象を面接官に与えることができたと思っています。
コンサル志望の体育会学生の中で差別化をするために「体育会系の熱意」と「冷静で頭脳派」な一面の両方を見せることを意識していました。
23卒の学生さんへメッセージをお願いします!
この記事だけではなくいろいろな就活サイトに合格体験記があると思います。ただそれを調べるだけではなく、自分で仮説を立てて行動していくことが一番重要であると思います。
自分なりの就活スタイルを探して自分だけのアピールポイントで勝負して下さい!