【24卒・明治学院大学/ラクロス部】〜自分で決めた道を、正解にする就活〜
プロフィール
明治学院大学
男子ラクロス部トレーナー
IT業界内定
中学受験の挫折経験から、自分で決めることの大切さを学び、
就活でも、自分で決める、そしてやり抜くことを大事にした川口さん。
6月に内定承諾辞退など、つらい経験・決断をたくさんしてきた就職活動。
そんな就活で、妥協せずに最後まで自分の信念を信じ、
最後は納得内定を勝ち取った川口さんにインタビューをしました。
挫折:自分で決めていない目標
私は中学受験で挫折を経験しました。
自分ではなく、親が決めた志望校に向けて、毎日塾に通う日々。
目標はあったものの、私が決めた志望校じゃないからこそ、
受験をする意義を見いだせませんでした。
結果、志望校にはあと少し手が届かず、もやもやした気持ちで、中学受験を終えました。
自分で決めることの大切さ
本当にあの中学に行きたいのか?そんなことを考えながらの中学受験。
当時は後悔することもありましたが、
今となっては私にとっての人生の礎を築いてくれたような気がしています。
高校受験では、「キラキラした学生生活を送りたい!」という目標を自分で立て
大学受験では、昔からの夢だったCAへの就職率の高い大学を受験しました。
あの経験から「自分で決める」ということに強くこだわり、
決めた目標を達成するために努力をしてきました。
この頃から自分で決めたことはやり抜く、
決めたことを正解にするといったマインドが強かった気がしています。
コロナ禍で変えざるをえない夢
やっと人生の夏休みと言われる大学生が始まる!そう思った矢先でした。
コロナの蔓延により、友達と楽しいキャンパスライフを送れると思いきや、自宅でリモート授業、
社会全体も今までにはない影響を受け、当時抱いていたCAの夢も狭き門となりました。
『自分で目標を決めて、やり抜く。』
高校・大学と、そうやって走り抜けて来た私にとって、
CAに代わる夢を見つけるのは大変でした。
幸運なことに「やりたいこと」自体はすぐには見つかりませんでしたが、
「自分がどうありたいか?」を見つけることができました。
「信頼される人」になりたい
私の部活動では、「選手がケアしてほしいトレーナーを選ぶ」というルールがあり、
一人のトレーナーに多くの選手がケアをお願いすることもあれば、
時間を持て余すトレーナーが出てくる可能性もあります。
また、試合のベンチに入ることのできるトレーナーも2名までと決まっており
チームを大事にしながらも、実力主義の環境でした。
「どうすればベンチに入れるか?」
「選手からの信頼を得るためには何をすればよいか?」
そんなことを考え、相手のニーズを探し出し、期待以上で応える。
その繰り返しで、少しずつ信頼を得られた気がします。
そんな環境で部活動に取り組んでいたからこそ、就職活動を通しても
『信頼を得られる人』になる、そんな目標を掲げました。
目標から逆算した就活
目標が決まってからは、スムーズに就活を進められた気がしています。
信頼を得るためには、今までと変わらず
・相手のニーズを把握し
・期待を超えた提案をする、ことが大事だと考え
そんなスキルを得るためには、どういった会社がいいのか?
という視点で色々な企業を見ました。私の場合は、
・ミドルベンチャーのような環境で
・仕事に熱狂する人たちと一緒に
・成長してる産業で
・事業と仲間と共に成長していく
そんな環境がぴったりだと考え、上記のような軸を設定していました。
軸が決まれば、後はやり切る
社会人としての「なりたい姿」と、それを実現するための「軸」が決まれば、
後は、徹底的に準備をして、面接にのぞむだけです。
これからの就活の助けになるかわかりませんが、
私はとにかく想定される質問を全て書き出し、それに対して
最高の答えで返せるように徹底的に準備→本番にのぞむ。
そんなことを繰り返しました。
量よりも質にこだわった就活をしていたので、自分が入りたい!と
思った企業には、かなり入念に準備をしました。
〜川口さんの面接対策メモ〜
結果的に、自分が心から入りたいと思える企業から内定をいただき、
就活を終えることができました。
25卒へのメッセージ
とにかく「前向きなモチベーション」を大切にしてほしいです。
就活をしていれば選考に落ちることも、意地悪な質問をされること、嫌なこともあります。
それに毎回左右されていては、前に進むのは本当に大変です。
だからこそ、前向きに自分が準備してきたことを全部発揮して、
あとは笑顔で乗り切るみたいなモチベーションは結構大事だと思います!
あとは、就活と部活の両立をどう実現するかも大事だったなと感じています。
私の場合は、信頼おける後輩に、
少しずつ自分の仕事の内容を引き継ぎ、部活に支障が出ないように取り組んできました。
就活も部活も人生にとって大事な時期だからこそ、両方とも全力で頑張ってほしいなと思います!