【24卒・成蹊大学サッカー部】〜"最終目標を軸"とした就活〜
プロフィール
成蹊大学
サッカー部
IT業界内定
大学ではサッカー部の副主将、広報やその他の役職を兼任していた角田さん。
プレイヤーとしてだけでなく、チームを運営するという立場で部活に取り組むなかで、
"サッカー"と"就職活動"を結びつける就活に取り組みました。
なんとなくはじめた就職活動
自分にあった企業を探すために、多くの方は、まず"業界"を絞るのではないかと思います。
コンサル、商社、メーカー、広告など色々ありますが、
僕の場合はこれま部活動で行ってきた"広報活動の延長線上"で、広告業界を見始めました。
試合動画をYouTubeにアップするなどの経験があったため
動画クリエイターやSNS運用などの広告業界は身近に感じられましたね。
その他にも、エンジニア職、営業職など、かなり色々な業界・職種を見ていました。
就活当初は、業界や職種にこだわりがなく、
自分から積極的に調べたりせず、エージェントの方に教えてもらった企業・業界をひたすら見ていました(笑)
部活の学びが活きた就活
なんとなく進んでいた就職活動ですが、部活動に本気で取り組む中で大事なヒントを得ることができました。
逆算力を活かした強いチームづくり
所属するチームで「関東リーグ昇格」を成し遂げるために、とにかく逆算を繰り返していました。
・勝つために、戦術が必要→強い戦術を考えられるチームが必要→戦術チームを作る
・勝つために、多くの部員が必要→リクルート班が必要→リクルートを成功させるための方法が必要→映像班を作る
サッカーで勝つためにやってきた"目的からの逆算"を、就活に当てはめるようになったんです。
就活での逆算力
就活で逆算思考をするために、まず目的を明確にすることからはじめました。
"これまで"広報をやっていたから、広告業界のような考え方ではなく
"これからの将来"こうなりたいから、広告業界。
そんなロジックが必要だと考え、"社会人としてどうなりたいのか?”を
明確にするところから考え始めました。
いつかサッカーに戻ってきて恩返しがしたい
結果は"スポーツビジネス"に落ち着きました。
海外サッカーと比べてまだまだ伸びしろのある日本のサッカー。
業界内の見通しや、選手に対しての注目度。もっとよくなる、よくできると考えています。
大好きなサッカーを色々な人に知ってほしい。
そんな想いに気づけました。
ここが、僕の就活の転換点だったかもしれません。
改めてみる、広告業界
これまでは、部活動で広報活動を行っていたからという理由で見ていた広告業界ですが
"サッカーに恩返し"をするための広告業界と再定義しました。
目的を設定し、逆算思考で広告業界を見ると全く違ったものに見えます。
面接で話す内容にも重みがでるし、面接官にも僕自身にも納得感の持てる話ができるようになりました。
これから就活を始める方には、深い自己分析をしてから業界を見てみてほしいなと思います。
25卒へのメッセージ
今(大学3年生以降)は、自分について知る時間として自己分析に当ててください。
そこで「自分は何がしたいのか」や「何を達成したいのか」を考えてほしいです。
この「自分について深みを持っておく」が自分の就活の軸になります。
また、就活を「エンタメ」として捉えると、そんなに辛いものではないです!
就活は1人だと絶対しんどいです。
だからこそ部活の同期という存在は大きかったです。
就活の状況を普段の会話のエンタメ要素として話すことで辛さも軽減したので、
みなさんも是非就活というものを楽しんでほしいです。