【25卒・立教大学ラクロス部】〜就活は、部活に活きる〜
「ラクロス中心」の就活でスタート
メガベンチャー、DXカンパニーへ内定した相田さん。
始めは、仕事内容や会社風土などにも全く興味がなく
ラクロスを社会人になっても続けたいという思いだけがありました。
「社会人になってもラクロスを全力でできるのなら会社に求めるものはない」
というくらいの考え方で就活をスタートしたのです。
最終的には、部活に懸けた思い同様、
仕事への熱量をあげ、自分の力をつけて日々を充実させたい。
休日2日できるラクロスへ全力投球のための、「なんとな〜くの平日5日間」ではなく
その5日間さえも自分が成長できる環境に身を置くことが
なりたい自分の姿だと気づき、メガベンチャーへの就職を決めました。
部活をしながらの就活はハードなイメージがありますが、
「就活での経験が部活にも良い影響を与えてくれて…」
と、充実した就活体験を語ってくれました。
わたしを成長させてくれた就活
「弱み」を目の当たりにした面接
就活を始めたばかりの頃は特に、
言語化も乏しくて、言いたいことも伝えられなかったし
自分の経験や今持っているものも上手に伝えられなくて・・
1対1で企業の人事の方とお話する機会もたくさんいただいたのですが、
面接官の方にきついFBをもらうこともあり、できない自分を認めるのが本当につらかったです。
その度に、自分を責めたり悩んだりする自分がいました。
部活をしていて壁にぶつかった時の自分と重なるところがあったのです。
自分への期待値
これまでの自分は、できないことにぶつかると
「なんでできないんだろう」「何がいけないんだろう」とマイナスに思考が動いてばかりで。
また、自分を評価されても「そんなことない」と否定し、
できていないことばかりを追いかけている自分がいました。
でも就活を機に、この思考に正面から向き合うことができ
自分自身に期待しすぎているわたしがいることに気がつきました。
理想を追い求めるのは、
自分が「頑張ればいつかできるんじゃないか」っていう期待をすごく持ってるからで。
今まで「できない」ではなく「やればできる」と言い聞かせているような自分でした。
いつしか、できない自分をうまく受け入れられず
それが「弱み」になっていたのかもしれません。
弱みを「強さ」に変える
自分自身に期待してないと思ってたけど、実は期待していたのかも知れないと気づくと
自分ができること・できないことを冷静に考えられるようになりました。
そして、できない自分を認められるようになることで気持ちが楽になりました。
こうやって認められるようになったのは、
就活での面接経験で、自分と向き合う時間があったからだと思います。
できない自分を認められると、
自分が「できた」ことも明確になったので、
できた自分を認めてあげられるようになりました。
自分を認めてあげられなかった頃は、
目標を、追っても追っても届かないように感じて苦しい時があったのですが、
1つ1つの「できた」を感じることで、
追い続ける目標への挑戦がつらいことではなくなり、以前より心が強くなりました。
できない自分も認められるようになったから、今の成長した自分があると思います。
就活が部活に与えたシナジー効果
部活でも「切り替え」ができる自分に
部活では、全体を引っ張る役割も担っており、自信のなさがすごく課題になっていましたが
就活経験を通してマインドセットの部分が大きく変化しました。
今までの自分なら失敗した時、
「なぜうまくいかなんだろう」と悩み、モチベーションが下がっていましたが、
就活経験で弱みとの向き合い方が整理され、意味のない沈み方をしなくなりました。
「課題は受け止め、できるとこは伸ばそう」
「今、自分に難しいものは誰かに頼っていいよね」
と、前向き考えられるようになったことで自分にも自信がつき、チームでの活動でも活きていきました。
~試合へ向かう相田さん~
就活は、自分を変えられるチャンス
就活をするまでは自分について深く考えたこともなく、言語化することもなかったけど
様々な企業と面接・面談重ねるごとに、
自己分析が深まり、新しい自分を知っていきました。
自己分析で知らない自分に気づき、
度重なる面接・面談で言語化を繰り返す過程で
自分の性格的な部分を知ったり強みに変えたりできたのです。
それがラクロスにも活きてきてた。
同時に活きてたなって感じでした。
就活とラクロスがリンクできたっていうところも私の就活のポジティブポイントです。
就活ってつらいものかと思っていたけど、
自分を変えられるチャンスをもらったようですごく楽しかったです!
後輩へのメッセージ
「人生の軸」を貫いて
就活って「就活軸」を作りますよね。
みんなが作る「軸」。
この軸を就活用の軸じゃなくて、本当に自分が選びたいもののための軸にしてほしいなって思います。
会社に寄せる軸とかじゃなくて、
世間がそうだから…とか、家族が言うから…とか、世間体に寄せる軸でもなくて。
もちろんそれぞれに抱えている背景が違うから一丸には言えないですけど。
だけど、自分の人生だから。
自分の理想の人生像は?なりたい大人に近づけるのは?
と、どの選択がベストなのかしっかり考えて欲しいです。
自分が身を置く場所を、「本当に行きたい環境」にするために
必要不可欠な要素は何かをちゃんと考え、進んでいってほしいなと思います。