日本大学ボート部Kさん~体育会就活体験談~ | CSParkCareer 体育会就活サイト

日本大学ボート部Kさん~体育会就活体験談~

本日は、日本大学ボート部に所属しているKさんの就職活動を振り返っていきます。

Kさんは高校からボートをはじめ、大学時代には全国で優勝をするなど輝かしい結果を残しています。

そんな彼はスポーツで素晴らしい結果を残すだけでなく、就職活動においても圧倒的な成果を残し、最高の形で就職活動を終えました。


就活を振り返ってみてどうでしたか?

始めた当初は、忙しさに慣れるまでが大変でした。慣れてきてからは、就活をしてる方が楽しかったです。どういう思いで働いているかなどを実際に聞き、就活期間で成長できたと思っています。

自分の今までの人生と照らし合わせながら自分に最も合いそうな企業を探していました。


「就活軸」は何をおいていましたか?

自分の成長です。今までもスポーツにおいて成長し続けたことで自分は強くなれました。社会でも成長し、見える幅を広げていきたいです。

CSParkCareerを通して、自己分析をする中で、「かっこいい人間」になりたいという自分の隠れた欲望に気づきました。

どうやったらかっこいい人間になれるのか?と考えると、答えは明白で『成長すること』でしかなかったんです。




どうやったら成長できるのでしょうか?

他人との勝負→自分との勝負

今まで様々なスポーツを通して周りの方たちと勝負をしてきました。

最初は周りに勝つために努力をして、成長をしてきたのですが、ある日他人との勝負ではなく自分との勝負に勝たなければいけないということに気づいたんです。
自分に負けたくないという思いのもと、高い目標設定をすることで無理矢理逃げ道を断ち、その達成に向けて努力を続けてきました。

大きな目標を達成できたのは、毎日自分に課していた小さな目標を達成するために努力し続けてきた結果だと思います。

どんなに大きな目標でも、周りの人より少しの時間だけでも多く練習をして日々努力をすることで達成することができる、成長することができるということに気づきました。


感謝

また、自分が努力し続けるためのモチベーションは「感謝」でした。

中学校までは相撲をやっており、自分がどうやったら勝てるのか?ということだけを考えていましたが、高校時代に出会った恩師のおかげでその考え方が大きく変わりました。

私の場合は特別な環境かもしれませんが、高校のボート部員が自分一人だけ。指導者は、全国でも有名な方でした。

毎日、高校から少し離れた練習場まで先生の車で送っていただき、練習に励む。そんな日々を送り、日々ボートの実力を上げていきました。

1年生のはじめての大会の予選では、大会新記録とも言えるタイムで通過したのですが、決勝ではなんとコースアウトにより失格となりました。

先生が自分のためにたくさんの時間を費やしてくれて、二人三脚で走ってきたからこそ、優勝という形で恩返しをしたかった。けれど、結果は失格という形で終わってしまい、先生に申し訳ないという気持ちでいっぱいになりました。

この日から自分に打ち勝つことで、勝利をするだけでなく、自分に関わってくれた人たちに感謝の気持ちを忘れずに日々努力をすることを決めました。


「自分との勝負に打ち勝つこと」「周りへの感謝の気持ちを持つこと」

この2つを意識することで私は今まで頑張ってこれましたし、結果を残すことができたのではないかと思います。



担当エージェントから一言

彼は誰よりも自己分析がしっかりとできている学生でした。

自分自身が頑張れる時はどんな時なのか、なんのために努力をするのか、逆に頑張りきれないときはどんな時なのか。

自分自身について深く知るだけでなく、次の行動につなげていました。

多くの企業から内定を獲得した彼は、内定獲得だけでなく、「どうしても彼がほしいんです!」と人事を唸らせるほどの実力の持ち主でした。


学生である彼は、実際に働いてみるまで本当に社会で活躍するかどうかはわかりません。ですが、どの企業も彼のスポーツに対する取り組み方、周りの友人や後輩たちとの関わり方、家族への接し方などから彼の活躍を確信してアプローチをしていました。就活は情報社会であり、そういった意味では学生は不利な状況に置かれています。

そんな中で彼は内定をたくさん獲得することで、企業に選ばれる立場ではなく、企業を選ぶ立場に立つことができていました。


それは偏に、に彼が常に自分自身と向き合い続け、結果にこだわり、自分の成果を自分一人のものと捉えずに全員で勝ち取ったものであると心から思って努力をし続けてきたからではないでしょうか。


これから就活を迎える体育会学生のみなさんへ

今みなさんは本気で目標に取り組み、一人で部活を行うのではなく様々な人に支えられながら、そして時には誰かを支えながら部活動生活を送っていることかと思います。

よく聞く言葉かも知れませんが、部活動ほど全員が本気になり、熱くなり、目標達成のために努力し続ける組織はほとんどありません。

だからこそ目の前の部活に本気で取り組むことで、就活、そして人生が好転するのではないかと思います。

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